心をひとつに

こんばんは!



なんだか秋を通り越して冬に入ってっちゃうんじゃないかってぐらい気温が下がってるよね・・・。水曜日のTRMのときは暑さが戻って大変だったのに(泣)。みなさん、体調管理には十分注意して下さい!


さて、磐田戦で今季初ゴールも敗戦・・・。

2点取られていた状態だったので、1点をまず返せば逆転できる形に持っていけるという思いだった。前日に話をしていたことをあの時間帯は特に形に表せた。「ゴールを奪うという気持ちと冷静に戦う気持ちのバランス」。

そのあとに追加点を奪えなかったのは本当に悔しくて残念だった。


試合終了まで時間が近づいていたときにふとベンチに目を向けると、監督が頭を抱えて下を向いていた。

監督はこの試合で負けたときのことをきっと想像していたと思うし、その姿を見た俺もこのまま負けてしまったら監督が想像する形になってしまうと思い最後まで結果を求め続けたけど・・・。


次の日の朝にはその形を告げる話が社長から発表になってしまった。


相手の対策、フォーメーション、戦い方などは当然監督から指示を受けるけど、試合中に状況を判断して結果につなげる戦いをするのはピッチに立つ俺ら選手。

城福監督が目指すサッカーを特に今年ピッチの上で表現することの出来なかった俺らにも大きな責任があることを感じているし情けなくなることもあった。

でも下を向いている訳にはいかない。

残りの試合を俺らはまだ戦える訳だし、大熊新監督のもとで「心をひとつ」にし、みんなで戦い、良い報告をしたいと思う。



ただ城福さんの目指す「Moving Football」をチャレンジし続けた中での結果や内容はチームにとっても俺個人にとっても非常に大きなものだった。

08年、今までの状態でいては試合に出場するのは厳しいと当時強く感じさせてくれたし、逆に城福さんの目指すサッカーを自分が形にすることが出来たときには今後のサッカー人生を大きく左右するものになると実感した。

約2年8ヶ月、俺にとって今までのサッカー観が大きく変化した期間だったし新たな方向性をチームにも俺にも示してくれた。感謝しています。


俺も頑張って今後もサッカー界に居続けることができればまた一緒に戦えることもあると思う。そのときに成長した姿で会って指導をしてもらいたい。今後の目標にもなりました。

その時は自分のゴール、そしてゴールを城福さんの喜ぶ姿をピッチの中から見られたらなと思います。

本当にありがとうございました!




日曜日の解任発表の翌日、目黒でMISC主催イベント「目黒インテリアコレクション2010」に「トークショー&サイン会」という形で参加させて頂きました。

タイミングがタイミングだったので複雑な気持ちの中で会場に向かったんだけど、来てくださったファンの方々や関係者の方々の温かい声援や会場「CLASKA」のお洒落でアットホームな雰囲気でいつの間にか笑顔になれました。

みなさんの想いも聞くことができ、俺の想いも直接話をすることが出来たので本当によかった。

もちろん興味のあるインテリアの話も聞くことが出来たので、このような企画をしてくださった関係者のみなさまに感謝しています。

実は家具を購入する予定を近々あるので、そのときはまた相談させて下さい♪

でもまずは部屋を整理するところから始めたいと思いますが・・・(笑)。



こういったみんなと直接話ができる機会は俺はとてもありがたく思っています。今回は抽選だったということもあるし来られる人は限られてしまうこともあるけど・・・。

小平でもそう。練習を観に来てくれる人、サインをもらいに来てくれる人、もちろん目的は人それぞれだけど、直接会ってコミュニケーションが取れるのって俺にとってもありがたい。

色んな考え方があっていいと思う。それは選手にもサポーターのみんなにも言えることだと思うけど、俺は直接お互いの目を見て話が出来たほうが本音をより言い合えると思うから。

みんなにも俺にも色んな想いがあると思うから。

俺ら選手はピッチの上で結果や気持ちを表現していくのは当たり前のことだと思っている。良いときも悪いときもプレーや表情に表れるし、当然結果にも現れる。


もっと上手くなりたいし、このチームをもっと強くして愛されるチームにしたい。苦しいときでも一緒になってね。

一緒になって戦っているってことはスタジアムではもちろん、小平でも強く感じます。

色んな意見も聞くし話もするから。

でもそれってFC東京を愛しているからこそだし、もっと強くしていきたいって思うからだよね。

応援はもちろん、話をする中でもそういった強い気持ちを感じることができるから俺も次への力になる。


うまくいかないとき、苦しいときこそより1つになれると思う。

もちろん、チームの掲げる「心をひとつに」というフレーズはこの状況を考えて掲げた目標ではないはず。

今のこの状況は現実だし真摯に受け止めなければいけない。

でも「心をひとつに」してこの状況をみんなで乗り越えた先に待つ「団結力」はきっとこの先の歴史を作っていく意味でも大きなものになると思っている。

今もっとも必要なものであり、今後もっとも必要なものだからこそ「心をひとつに」して戦っていきたい。


多くの人たちによって今のFC東京の歴史が創られ、これからも多くの人たちが歴史を積み重ね、創り続けていくと思うけど、今を造り今を積み上げて行くのは俺らにしか出来ないこと。

その中で戦い、みんなで積み重ねることのできる「今」を楽しみたいと思う。

それが俺の気持ちです。



共に戦った「フジさん」や「モニ」にも連絡したけど、2人とも心配してた(汗)。

きっと2人だけじゃないと思うよ。





明日も今まで以上の熱い応援よろしくお願いします!

共に戦おう!!






              なおひろ