2018年を振り返る

こんばんは!

気づけば前回の更新から1年が経ってしまいました・・・汗。とはいってもHPは今までの歴史もあるし無くしたくない。ここは自分にとっての原点でもあるから。まずは更新頻度を高めること!そしてそろそろ写真やデザインを含めたリニューアルを来年はしたいと思います。

現役引退から1年。早いような遅いような。でも、ある時期からはあっという間だったな。それがいつからなのかは分からないんだけど。

去年の投稿を読み返しながら今年を振り返る。プレイヤーとして本当にやり切ることが出来たと今も感じます。そして漠然とイメージしていたこと。まだまだ満足できることはないけど、自分なりにこだわりながら全てを全力で向き合えた。プレースタイル、現役の時にこだわってきた部分とやっぱり何も変わらないスタンスなのかな。

全てを繋ぎ、全てを繋げる。

「プロサッカー選手になる」というひとつの夢・目標に向かって突き進んでいた自分がその地点に到達してから感じた、また新たに行き着きたい地点。行き着かないかもしれない不安・葛藤・焦立ち・・・。

不思議なことに、はっきりとした目標から漠然とした目標に年齢を重ねれば重ねる程変化していった。自分に新たな可能性が見えてきたからなのか自分に言い聞かせる為の言い訳なのか。

こだわり「過ぎて」他が見えなくなってしまうのが怖かった部分もあると思う。かといってこだわることはやめたくない。いや、やめられない。

そのバランスは難しい。でも正解なんてない。だったら自分を信じてとことんやり抜こうと。

とにかく今年は「挑戦」の年でした。

その根本にあったのは「繋がり」。決してビジネスを意識して取り組んだことではなく、自分を信じて、人との出会いを大切にし、そんな人たちを尊重すること。

そんな出会いの機会、距離がグッと縮まった1年。これからもそんなスタンスに変わりはありません。その中で更に幅を広げ、様々に秘める可能性を高めながら、「広く深く」を理想にチャレンジを続けていきたい。

自分にしか出来ないこと。自分だからこそ出来ること。その価値を積み重ね、成長し続けられるように頑張っていきたいと思います。

今年1年、手探りの中至らない点も多々あったと思います。そんな中でも温かく見守って下さったファン・サポーターの皆さん、関係者各位、FC東京スタッフ、友人、家族・・・

全てを力に、来年も自分らしく、感謝を忘れずに走り続けます!!

今年も残り僅かとなりました。良いお年をお迎え下さい♪

 

Nao

 

 

2017年大晦日

こんばんは!

 

2017年も残すところあと数時間。みんなはどんな1年でしたか?

何だか年々早く過ぎていく感じがして(汗)。年齢かな?(笑)

自分にとっては忘れることの出来ない、プロ選手生活の最後であり、新たなチャレンジのスタートを決断、覚悟も持って戦い抜き、出し尽くすことの出来た1年になりました。

プレーヤーとしてはこんなに稼働できなかった年はなかったと思うけど、自分のプロ選手生活の中で選手としてはもちろん、一人の人間としてどんな時もとことん向き合い、自分の中にとどめておくことだけでなく、自分の姿や言葉に包み隠さず伝えることが出来たと感じています。

そうでもしなきゃいられなかった自分がいて。

言葉にすることって時に勇気がいる。覚悟と責任がないと発することが出来ない内容、事実がある。プレーで示すのは当たり前で、でも感じた時や思った時に伝えたいと思えること。それは自分に正直でないと本心を伝え続けることなんてできない。自分の想いそのままに・・・。その責任を持ってピッチに立ち、プレーで表現できれば自分も納得し皆も納得出来る。

正直長い間ピッチを離れていて、その責任をピッチで表すことが出来るのかといった不安は引退を発表した8月2日から日に日に増していました。冷静に考えたら、復帰したとしても自分らしいプレーが出来るのかという部分ではもちろん、再びピッチを離れるリスクもあれば試合に絡めず終わってしまう可能性の方が高かったから。

でも、そんな不安よりも皆に伝えたいという想いの方が勝っていて。

プレーで示すことの出来ない不安よりも、言葉にもせずプレーも出来ず伝えられずにプレーヤーとして引退してしまうことの方が怖かった。

と同時に、出来なければそれまでの選手だったと受け入れようと。でもそれが選手として妥当な評価だし当たり前の世界だから。

そんな選手としての当たり前な話、ある意味開き直る中での根拠のない自信、今までどうにかしてここまで繋げてきたモノをここで途切れさせたくないという自分に示したい想い、そして待ち続けてくれるファンサポーターのみんなと本来の在るべき自分の姿の中で喜び合いたいと。

そんな求めていたお互いの姿が出し尽くした12月2日と3日にあったので、今も清々しい気持ち、感謝の想いでいっぱいです。

途切れさせることなく繋げてきたモノは、必ず今の自分が想い描いている姿に繋げる・繋がる。だから選手としてはゴールだったけど、まだまだチャレンジは続くし繋がるモノだから寂しさはありません。

今までにないくらい苦しくもどかしいシーズンが自分にとっての現役最後のシーズンになった部分にも必ず意味があると感じています。数年先、自分も皆も過去を語る上でFC東京が更なる変化・進化するために必要だったと言える経験。新たな立場でチャレンジ、経験していかなければ当然分からない部分はあるけど、今の自分が想っていること・変化させたいことが必ず進化に繋がるという自信があります。習慣化されていることを変えるのは簡単じゃない。でもそれらを変化させ習慣化できれば必ず新たな進化が生まれる。

その力になれる、自分にしかできないことがある、と責任と共に運命を感じています。

今持つイメージを大切にしながら、自分の基準や感覚もこれからチャレンジする中で変化し進化させていく。その成長曲線をクラブと重ね合わせるように共有し示し続けていきたい。

8月2日に覚悟を決めてアクションを起こした時には見えていなかった世界。

言葉で発し、プレーで示すアクションが新たな覚悟、決意、共有、喜びをもたらしてくれた。

これからもきっとその自分らしい姿に変わりはないと思います。その姿があれば皆との絆も変わりなくあって、新たな積み上げの中で強まり繋がり続ける絆があると。

新たな立場や視点の中で様々な角度からクラブを見ていく中で、今まで以上の視野から学び学ばせてもらいながら、クラブに刺激を与え、内外で繋げる役割。

こういったイメージはクラブに伝えましたが役職はまだ最終決定していません(笑)。1月13日の新体制発表時にはお伝えできる準備をしています。ぜひ楽しみに待っていてください♪

 

最後になりましたが、どんな時も共に戦い、楽しみ、笑い、怒り、悲しみ、そして見守り続けてくれたファンサポーターの皆さん、スポンサーのみなさん、クラブスタッフ・選手のみんな、友人・家族・・・感謝の想いでいっぱいです。

プロサッカー選手のスタートラインに立った時に想い描いていた姿、望んでいた姿で最後まで戦い抜くことが出来たのは皆さんの支えのお陰です。

そんな変わらぬ想いを貫くことが出来た支えと共に自分の中での支えとなった「ミッションステートメント」。Jリーグ新人研修で2000年2月2日にサッカーノートに記した言葉そのままを伝えさせてもらって、2017年、そして現役プロ選手としての最後の言葉にさせていただきます。

今まで本当にありがとうございました!そしてこれからもよろしくお願いします!

良いお年をお迎えください・・・

 

 

2000.2.2(水) ミッション・ステートメント

自分の人生の目的と意味を力強く表現する文書である。それは個人的な憲法となり、意思決定をし、行動を選択する土台になる。

 

自分が好きなことばかりをして自分だけ満足ならばそれでいいというのではなくて、つらいこと、苦しいことをより多く経験していくことでこれからの人間としての自分がより大きくなってくると思う。今はサッカーをすることはとても重要なことである。楽しむだけのものではなく、これからはこれを仕事としてお金をかせいで生活をしていかなければいけないのだからとても重要である。でも死ぬまで一生サッカーをしていくわけではない。いずれ引退してサッカーから離れる時が遅かれ早かれ必ずやってくる。現役で続けている時も当然そうだけれど、サッカーを通じてどれだけ人間として育ってきたかであると思う。サッカー選手である前に自分は人間である。人間的に大きくなっていかなければ当然サッカー選手としても大きくなっていかない、うまくなっていかないと思う。そして引退が早いか遅いかは、そのような差であると感じる。ケガなども関係はあるけれども。

一人でこれまでサッカーをしてきたわけではない。多くの人々にささえられてここまできた。これから活躍していこうと思うのならば、さらに多くの人の手助けが必要となってくる。だからそういう人々のためにも、もちろん自分自身のためにもこれから夢や希望をできるだけ多くの人に与えていくことが自分の仕事であり、成長していくために不可欠なものであると思う。

 

個人的なミッションステートメントの作成は創造だけではなく、発見するプロセスでもあり、また自分の人生に方向性と目的を与える強力な道具である。

石川 直宏ファンミーティング2017

タイトル:石川 直宏ファンミーティング2017 主  催:石川 直宏 協  賛: アディダスジャパン株式会社 有限会社梅沢塗装 SOCCER SHOP KAMO / 加茂商事株式会社 株式会社サガミ as ONE Roppongi

日  程:2018年1月28日(日) 時  間: 1部 12:30開場/13:30開演/16:30終演予定(写真撮影時間を含む) 2部 16:30開場/17:30開演/20:30終演予定(写真撮影時間を含む)

会  場:ブルーノート東京(〒107-0062 東京都港区南青山6-3-16 ) 定  員:200名/1部(合計400名*先着順)

料  金: サイン入りポスター付 スペシャルシート 13,000円 S席 10,000円  A席 8,000円

※座席はご購入頂いた席種の中で抽選となり、当日のご案内となりますので予めご了承ください。 ※すべての席種にワンドリンク・軽食をご用意しております。(サンドイッチを予定) ※追加の飲食物は各自のご精算となります。 ※会場の都合上、小学生未満の方はご入場不可となりますので、ご了承ください。 参加特典:   Footartist Jun氏作成のカレンダー(石川直宏サイン入り) 株式会社明治様よりお土産各種

進  行:    日々野 真理(フリーアナウンサー) 内  容:    FC東京No.18 石川直宏とファン・サポーターの方々との交流イベント ■トークショー ■抽選会 ■mi adidas 石川直宏オリジナルデザインのスニーカーお披露目 ■スペシャルゲストによるパフォーマンス ■写真撮影 など ※ほか、石川直宏考案スペシャルメニューも販売予定!

運  営: 株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーション

チケット購入について:「完売御礼」 第1部は完売となりました。ありがとうございました。 第2部は完売となりました。ありがとうございました。

*後日、FC東京公式ケータイサイトでもご招待企画を実施予定です!注意事項:

・ご購入後のキャンセルは不可となりますのでご了承ください。 ・お支払い方法「コンビニ・ATM」を選択された方は、お支払い期限(お申込みから3日以内)に必ずご入金ください。 ・お支払い期限が過ぎますと、自動的にキャンセルとなり、再度申込みが必要となります。 ・当日は新聞・TVなどのマスコミ・ メディアの取材・撮影が入り、お客様がうつり込む可能性がございますので、予めご了承ください。 ・イベント中は、ビデオ・ビデオカメラ・携帯電話などでの録音、録画、撮影は禁止とさせていただきます。 ・飲食物の持ち込みはご遠慮ください。 ・イベント内容は予告なく変更または中止になる場合がございます。予めご了承ください。

お問合わせ: ■チケット購入方法について:ピーティックス  TEL:0120-777-581 (営業時間: 10時〜18時  ※年末年始12/28(木)~1/3(水)を除く)

■イベントの内容について:石川直宏ファンミーティング事務局 TEL :080-4095-8645(営業時間: 平日10時〜15時 ※年末年始12/28(木)~1/3(水)を除く) ※会場へのお問い合わせは何卒ご遠慮ください。

最後の味スタ

こんばんは!

試合前日に話をするのはいつ振りだろう・・・。話をする中で想いを整理して試合に向かっていた当たり前の日常から遠ざかっってしまい、それが今回で最期になってしまうと考えると感慨深いです。

正直なところ色々あり過ぎて整理出来ません。まだ振り返ることはしたくないし、でもこれまでの積み重ねがあったから今の自分がいる。ピッチに立てば全てがフラットになって自分らしい姿を目指し、皆とひとつになる姿を目指し、勝利し喜び合う姿を目指す、ただそれだけ。

そのシンプルな姿を怪我をしてからずっと追い求めていました。選手である以上ピッチで全てを感じ、ピッチで全てを表現する。それが叶わないもどかしさ。クラブが苦しい時に力になれないもどかしさ。

練習に合流し、皆とピッチで切磋琢磨し始めてようやくその感覚と本当に自分が追い求めていた姿に近づいてきた喜びは言葉には代え難く、その期間は短いものだったけど、充実し成長している感覚を今まで以上に得る事が出来た。

もちろんこれらはゴールではなく、その先に待つ喜びを掴む繋がりに過ぎない。

でもこの繋がりがなければ本当に自分の求める姿にはなれない。

その姿をはっきりとイメージしながらひとつひとつじっくり焦らず前を見て積み重ねる作業は決して簡単ではなかった。

その時々で自分に出来るアクションを起こしながら、信じ、時に自分を心から信じられなくなりそうな時は無理やりにでも言い聞かせながら・・・。

自分にとって最期のあるべき姿がはっきりしていたから突き進んでこれたと思う。

そしてサポートし続けてくれた皆の想い。

気づいたらある時から自分だけのサッカー人生ではなくなっていた。正直、時にプレッシャーになることも少なくなかった。でも皆の願い、想い、人生を俺のプレーであり姿に重ねてくれた中で共に感じてきた喜び、悲しみ、苦しみ・・・何倍何十倍にもなって力になった。

プロサッカー選手として歩んできた中での一番の歓びです。

明日、明後日と、プロサッカー選手としての一番の歓びを皆とひとつになる中でピッチの上で感じたい。

出し尽くし楽しみ尽くす。

石川 直宏の生き様を最期まで見届けて下さい。よろしくお願いします。

FC東京 no.18 石川 直宏

最後のFマリノス戦

こんにちは!

 

何から話をしたら良いのか・・・。いつも通り試合後に言葉で伝えようと思っていたけど、色々とありすぎて胸がいっぱいになってしまい整理することが出来ませんでした。

まずは、試合前にもかかわらず新横浜駅での募金活動へのご理解ご協力ありがとうございました。こちらの配慮が足りずご迷惑をおかけした方もいらっしゃったかもしれませんが、皆さんの温かい想いをこれからもしっかりとしずくちゃんに伝え続けていきたいと思っています。

アウエー日産スタジアムでのFマリノス戦。

試合後は旅立つ翔哉との別れ。良い形で送り出してあげたかったけど・・・。あいつなら結果に繋げていきながら今後日本代表でも力を発揮してくれると思います。彼からまだまだピッチの上で学びたいことも多くあったし伝えたいことも多くありました。自分と重ね合わせてしまうことも多くて。でも自分を信じて突き進んでほしい。

悠平、350試合出場おめでとう!!!先日の遼一に続いて偉大な記録。でも悠平のポテンシャルからして、怪我に気をつけてまだまだやってもらわないとね。

 

試合を観ていた方も多いと思うのでここで内容はあえて触れません。僕たちは結果を含め、今ピッチで起きていること・感じていること・クラブとして目指すべき方向性を、期待しサポートしてくださっている皆さんの想いを胸に秘めながら、クラブがより一体となってお互いの考えを突き詰めながら本音をぶつけ合い、誰一人現状から目を背けることなく戦い抜くことができる絆であり繋がりを強め続ける必要があります。

何度も同じことは口にしてきました。出来ていないのだから綺麗ごとだと言われても何も言えません。でも、出来ていない、足りない部分は自分たちが自ら掴み続けるまでとことん貪欲に求め続けていく必要がある。その覚悟があるのであればどんなことがあったとしてもお互いが引き出し合い、カバーし合いながら前に前に進もうとすべきです。

その姿が感じられないから、一緒に戦って下さる皆さんにとってはもどかしいのだろうと・・・

引退会見でも言葉にしたけど、現状起きている問題は起きている内部で解決し、解決した姿を結果を含めピッチ内外でお見せしたい。時間はかかるかもしれません。自分も含め、決して当たり前ではないことも当たり前のようにして進んできた訳だから。このまま終わってしまうのか。皆が変化し、進化したいという熱量を持ってどれだけ取り組めるのか。今までそうしてきたように、どんな立場や状況であってもその行動や想いを意地でも繋げるアクションを起こし続けること。

ただ、選手という立場でいる以上ピッチの上でそれらを表現出来なければ選手としての意味がないことにも改めて気づかされました。ピッチに立てない選手だからこそ気づける部分ももちろんある。どうにもできないからこそ、どうにかして自分に出来ることはと考え伝えつづけてきました。でもやっぱりピッチに立ち続けている選手が感じる部分とは明らかに気づく部分や温度差が違ってきてしまう。同じ熱量で伝えていても、ピッチから離れている期間が長くなればなるほどぞのズレが大きくなってきている。どうしようもないことなんだけど、一選手としてこのズレはとてつもなく大きい。もどかしい想いでもいます。

だからといって今まで自分が信念を持って取り組んできたことを諦めるつもりもありません。その信念があるから、それらを長く持っているか偉いだとか、持っているから勝てるだとか・・・。そんな風に思ったことは1度もないし言われる筋合いもない。でもシンプルに、この信念がピッチに立つ為には必ず必要なんだと。自分だけでなく、必ず今よりよい状況にする為に必要なんだという自負があるだけ。

それが出来なかった時にはどんな人に何を言われたっていい。言われることが嫌だとも思わない。それまでの選手なんだから。でも今それを自分も周りも判断するべき時ではないし、その熱量があるならどんな形であれ伝え続けろ。その熱量が続かなくて言葉にするんだったら、その言葉に見合う熱量を俺が引っ張り出してやるよと。逆に俺にその熱量が感じられないのであれば引っ張り出しにこい。

そういう関係性で、最後になるかもしれないけどピッチに立ってここ数年望んでいたピッチの上で求め合って共にプレーしたいし、選手だけでなく監督・コーチ・フロント含めスタッフ皆で本気で求め合う姿をファンサポーターに示して最後の最後まで勝利を目指したい。それだけ。それが出来るか出来ないか。皆さんにも最後の最後まで見届けてもらいたいと思います。

昨日の今日だから、内部で解決だなんて言っておいてここまでさらけ出しちゃったら昨日起きていたことがバレバレなんだけど(汗)、そういう求め合いをしてひとつ解決したと思っているから言葉にしてしまいました。

スマートでもなんでもないと思うけど、ここまでどんな時も一緒になって戦ってきた仲間だからこそ今起きていることや感じていることを正直に話をするし、自分のこのスタンスも最後までよい意味で変われないし変わりません。それが事実だから。

 

最後になってしまったけど、そういった話を試合後にしていたから時間が経ってしまいうちのファンサポーター、Fマリノスのサポーターの皆さんへ挨拶に行くのが遅くなってしまいました。

選手の間にFマリノスと戦えるのも昨日が最後。皆さんの想いのお陰で試合後Fマリノス側のゴール裏へ挨拶に行かせていただくことが出来ました。うちのファンサポーターの皆さんに一言伝えてからゴール裏へ行こうと思っていたのですが、ほとんどの方が帰っちゃっていたので、残って待っていてくれた皆さんにはその旨を伝えて向かいましたが、僕の想いも理解して下さり本当に感謝しています。

 

長時間待って下さっていた皆さんの姿を見て涙・・・

「追浜出身のA代表 マリノス育成の誇り 喜び 宝物」と、青赤で書かれたメッセージに涙・・・汗

想いが溢れ、情けない姿であり途切れ途切れの言葉になってしまいましたが、皆さんの前で話をさせてもらった言葉が全てです。

本当に不思議な感覚でした。自分が15年前の姿に戻った感覚。そこから、何もチームに貢献できなかった不甲斐なさ、当時は今以上に未熟で、何の挨拶もせずに飛び出していった自分をこんな形で迎え入れてくれたことへの感謝、育成時代の思い出が次から次へと…号泣

Fマリノスの関係者、ファンサポーターの皆さん本当にありがとうございました。

成長し続ける姿を示すのが自分にとって出来る最高の恩返しでした。最後自分の望む姿を皆さんにお見せできなかったのは心残りで、こんなにも試合に出たいと思ったことはありませんでした。

でも当時から自分らしく諦めずにチャレンジする姿があり、皆さんの想いがあったからこそ永遠の仲間としての絆を感じることが出来ました。

そしてここまで諦めずにやってこれたのはマツくんのお陰でもあります。メッセージの横にはマツくんが吠える弾幕がありました。僕が喋っている間ずっと吠えられてる気がして(汗)。もちろん、繋げてくれた感謝は必ずピッチで表現しますよ。

約束必ず果たします。

 

 

Nao