あれから・・・

こんばんは!

 

先週の28日にオペをして1週間。術後は今のところ順調で、負荷がかからない程度なら松葉杖なしで歩いています。

退院後に少し体調を崩していたので、昨日から小平でのリハビリを開始しました。

チームも新たなスタートを切り、自分にとっても復帰に向けて再スタート!

復帰までは約2ヵ月。夏場のチームにとって苦しい時期に戻って終盤に向けて再加速するイメージでリハビリを続けてきたけど、イメージ通りにはいきませんでした。

だからといってネガティブにはなっていません。チームの力になること、そして自分らしいプレーをピッチでするという目標に変わりわないので、少し先になってしまってもしっかりと復活したいと思っています。

 

気づけばドイツ、フランクフルト戦での怪我から1年。そして自分がもう1度ピッチに戻るんだと強く思わせてくれたマツ君が亡くなってから5年・・・。5年の間にも様々なことがあったけど、この1年もまた自分と向き合う時間が果てしなく長いように感じた日々でした。

 

あの時にマツ君の存在がなければ復帰に向けて自分と向き合い続ける時間は間違いなく無かっただろうし、ここまで待ち続けてくれているファンサポーターの存在ももちろんなかったと思う。

既にこの世にはないマツ君の姿だけど、今もなお生き続けているであろう魂に何度助けられたか。その度にあの人の持つ力の凄さに驚き、感謝し、負けねえと。俺はまだその途中だけど、必ずピッチに立ちマツ君が羨ましく思うほどのプレーを表現するのが今のモチベーションの1つになっています。

 

あっという間に当時のマツ君の歳を超えてしまいました。ユースからの戦友の隼磨は今年当時のマツ君と一緒の歳に。

アイツもまた同じような歳にサッカーが出来ない苦しみ、もどかしさと戦い続けている。

俺は苦しい中でも同じような縁を感じ続けているし、あいつもまた同じ様なことを感じているかもしれない。

電話で話をし合っているけど、久々に会ってゆっくりと話をしたいと思っています。もちろんマツ君のところへも行って近況報告しにもね。なんか言われそうだけど(笑)。

 

 

俺にとっての膝、特に半月板はサッカー人生の中で分岐点になってきた怪我っていうのかな。

 

ちょうど今行われている日本クラブユース選手権。FC東京U-18は今日ファイナルで清水と。非常に楽しみです♪

うちは歴代でもタイトルも経験しているし、育成年代で常にタイトルが求められるのが当たり前になっているけど、俺がマリノスユースだった頃は自分の実力が未熟で、タイトルに貢献するどころか全国に行けず予選敗退、夏場はひたすら練習する時期を過ごしていました。

フリューゲルスと合併しFマリノスとして出場した高校3年時のクラブユースではベスト16でジュビロ磐田に敗れ、この大会後に行われたベイブリッジカップという横浜での大会出場を最後にチームを離れました。

 

話が逸れたけど、この大会期間中に半月板を痛めて膝がパンパンに腫れてしまって。進路の決まっていなかった俺はどうにかごまかしながら、でもパフォーマンスが求められる中で納得できるプレーをしながらベイブリッジカップまで戦い終えて、秋にトップチームとの仮契約をすることが出来ました。

 

少し話が長くなったけど、この時から膝との付き合い、分岐点に・・・。

 

 

半月板といえば、マツくんとのエピソードも。

 

当時高校2年だったんだけど、サテライトのメンバーが足りず、ユースから5人ほど帯同し試合をすることに。

バスで鹿島の練習場まで行って試合をしたんだけど、サテライトのメンバーにマツ君がいて。マツ君は高校卒業からすぐにバリバリ試合に出場していたんだけど、半月板を痛めていた時だったから調整も含めての出場だったのかな。

会場に到着してからも機嫌が悪くて(汗)。

ミーティング中は何か食べてて話聞いてないし、いざ試合が始まってもメンバーがいつもと違うから当然上手く行かず文句ばかり(笑)。ベンチで観ていた俺は、「こんな人と一緒に試合したくない・・・」と思っていた矢先、マツ君が「足痛ぇし誰か代われっ!」ベンチに言い始めて。代わりに交代したのが俺(汗)。正直一緒にプレーしなくて良かったとホッとしたのを憶えてます・・・。

 

この後に会って話をするようになったのは2000年に入団してからかな?

イメージは会うまでこの時のままだったけど、話をするようになってからは試合中のフォローやオフの時にはメシに連れて行ってくれたり洋服くれたり移籍の相談に乗ってくれたりと優しい兄貴みたいな存在だったな。

俺は兄貴がいなかったから、こんな兄貴がいたらなぁと常に憧れの存在でした。ただ、入りの印象が悪すぎた(汗)。

 

こんなにもインパクトのある人、後にも先にもマツくんだけでしょ(笑)。

 

今回痛めた半月板から色々と思い出してしまいました・・・。

 

 

今回の怪我でも相変わらず試されている気がします。腕組みながらね。

まさか1年経って今の姿なんて想像もしてなかったけど、乗り越える覚悟が足りなかった?

「あの日」を迎える前に自問自答しているけど、自分がしてきた選択を自分なりにした結果だから受け入れられるし次にも進める。

 

そして改めてマツ君と同じ想いになれた気がしています。「サッカーが好きでまだまだサッカーがしたい」と。

 

あれだけの選手が様々な覚悟をしてサッカーを続けた意味。当時の俺は正直理解するまで時間がかかった。もちろん続ける姿を見たかったし、まだまだやれると信じていた。

でも愛するチームを離れてまで決断する覚悟がどこから生まれるのかと。

 

マツくんと同じ年齢になってやっと分かってきた。

 

「自分はまだやれる」

 

それだけだと思う。その想いがあったからこそ。むしろその想いがあれば十分なのかもしれない。

だから自分は続ける。色んな感情や声はあってもマツくんの中ではシンプルだったんだと思う。

 

怪我でプレー出来ていない自分ですら「自分はまだやれる」と思って日々を積み重ねる。

プレーしていたマツくんなら尚更強く思っていたはず。

 

そんな話をすることは今もこれからも出来ないけど、変わらず自問自答しながら、時にマツ君だったらと自分の姿を重ね合わせながら突き進む姿勢に変わりはないと思っています。

 

自分にとってひとつの区切りであり様々な想いを持ってリスタートする時期。

改めて、感謝と共に「まだまだやれる」という心の底から湧き出る想いの中で今を変わらず積み重ねたいと思います。

 

 

 

Nao

 

繋げ、繋ぎ合う

こんばんは!

 

いつもなら試合後にツイート、の予定だったのですが、先週から体調を崩していた長女が病院での検査の結果入院が必要ということで昨日から妻と一緒に入院しています。次女は妻の実家にいて、昨日今日とバタバタしていたので少し時間差になりましたが・・・。

おかげさまで少しづつ回復してはいるけど、もう暫く入院する必要があるため俺はひとりぼっち・・・。先ほど自宅に帰ってきました。

変われることなら変わってあげたい気持ちでいっぱいだけど、娘の回復力を信じて俺も寂しさを乗り越えたいと思います(泣)。

 

ということで、昨日の試合は妻の実家で観ていました。

ここまで色々と取り組んで試合に臨んできたけど、修正しきれず敗戦。でも積み重ねる過程や取り組みはブレずに続けていこうと。

失点や敗戦はもちろん、得点や勝利にも必ず理由がある。試合をコントロールする全体的な見方、結果に繋がる失点や得点といった局面。反省、修正すべきことは中長期的にみればまだまだ厳しく積み重ねる必要はあるけど、連戦の中ですぐに修正しなければいけない部分に焦点を当てて取り組み、日曜日の柏戦に臨みたい。

具体的に言えば、失点でいうと一発でという理由よりも、修正しなければいけないプレーが連続した時にしてしまうことがほとんど。その連続を単発で終わらせる局面にしないと相手に得点のチャンスを大きく与えてしまうことになる。

個々の意識とカバーし合いながらチームとしてフォローする意識。どんな状況になってもそのどちらも併せ持ちながら戦い抜くことが出来ないと。

連戦で体力的にも厳しくなるけど、それは相手も同じこと。逆に連戦だからこそ、起きたこと、起こさせてしまったことをリアルなイメージの中で修正出来るチャンスだと捉えて試合に臨みたいと思います。

 

俺自身の状況はというと。

先々週の金曜日のトレーニング中に膝に痛みと違和感を感じて、それからは別メニューでの積み重ねをしています。

具体的に言えば、トレーニングもフルに出来るようにもなってコンディションも調子も上がってきている状態でした。コンディションが上がる分、膝にもそれだけの負荷がかかっていた。まあ結果論で、それまでは痛みや違和感がなかっただけに判断が難しかったんだけど。

検査、ドクターに診察をしていたただいた結果、今回オペをした靭帯や半月板、軟骨の状態、経過は良好。ただ、良好ではあるものの、今回オペをして良くなった部分以外の膝周囲の組織がまだ追いついてないって感覚かな。今必死で良くなった組織に追いつこうとしている状態。

言葉にするのはなかなか難しいんだけど、以前部分断裂をした09年、リハビリから復帰してから去年までは傷んだ靭帯に合わせて膝周囲の組織が少しずつ少しずつ変化しなじんでいったんだけど、今回のオペで変わった膝に合わせてもう一度なじもうと頑張ってるっていうのかな。それはリハビリの過程の中ではなかなか積み上げられない部分だし、フルにプレー出来るレベルまで近くなってきたからこその壁でもあるんだけど。

言えるのは、悪くなってしまった靭帯に合わせて窮屈に合わせてきた組織が、良くなった靭帯に合わせて窮屈になっていた部分を再びそれらに合わせようとしているってこと。お陰で振り回しちゃった(汗)。

バージョンアップ?フルモデルチェンジ?

チームの苦しい時にピッチの上で力になれないもどかしさと、膝がバージョンアップし続けるために訪れる壁を辛抱強く壊し乗り越えながらって葛藤の毎日だけど・・・。もちろん膝以外もバージョンアップしながら。

スタートラインが少し先になろうが、でも確実に近づいている感覚があります。全てが自分に必要だったと心から感じることが出来るように!それはチームにも言えること。

点と点を線にし、線と線を繋げ合わせ、大きな円に!

苦しい中でも線となり円となる点を、皆で見失うことなく強くはっきりとした点にしながら。

皆で繋ぎ合わせ、内を向いて皆で喜び合えるように・・・

 

Nao

 

 

 

 

自分を信じ仲間を信じるために

こんばんは!

 

練習に合流したことや誕生日を迎えての新たな決意や1stステージを終えて2ndステージに向けて・・・といった節目節目で感じていることをまとめここで話をしようと思っていたけど、ツイート止まりになっていました。

もちろん短い話だったかもしれないけど、その時々の想いは正直だし変わらない。

逆に短く簡潔に述べた方が整理出来る部分もあるし、リアルタイムの方がファンサポーターのみんなにもリアルに伝わるし想いもすぐに共有出来るから。

 

ただ、今日の鳥栖戦の後では簡潔に述べる術がなかった。

逆転、試合終了したときの俺のリアクションは多分現地にいたファンサポーターのみんなやテレビで観戦していたファンサポータのみんなと一緒だったと思います。

でもその後に沸き上がる気持ちはそれぞれにあったはず。ピッチに立つ選手、監督スタッフ、現地にいるみんなはもちろん、テレビで観戦していたファンサポータやメンバー外の俺ら選手皆に・・・。

 

結果の責任はもちろん小平で日々積み重ねる俺たちにあるのは十分に感じている。でもピッチに戦う選手は本人の他に10人いて、ベンチに準備する選手もいれば交代した選手もいるし監督スタッフもいればスタジアムで共に戦うファンサポーターもいれば現地に行けない選手、ファンサポーターもいる。

自分を信じ仲間を信じる。仲間の責任を共有する覚悟があれば自分の責任を全うする覚悟だって必ず生まれる。

それぞれの立場があり、置かれている状況が違うのは当たり前。でもそんなピースを繋ぎ合わせ強固にし、ひとつになったときの力には他に代えがたい姿があり、その姿で戦い続けていきたいからこそ自分もその姿に見合う進化を求め続けるし、共に戦い合う中で成長し続けたいとお互い思うはず。

共に高め合う中で更に強固な関係で居続けるためには必要なのは信頼。その信頼は互いに責任を全うし、その責任を共有してこそ生まれるもの。

 

今日の鳥栖には最後までその姿があり、うちには自分を信じ、仲間を信じ切る姿が足りなかったのではないかと感じました。それはピッチに立つ選手たちだけでなく、自分も含めFC東京として戦う全てのみんなに・・・。

仲間を信じるということは、責任を託すということではない。

仲間の責任を共有し、自分の責任を共有できる、してもらえる信頼関係がそこにあるかどうか。

今に始まったことではないと思う。このチームに長く在籍し、しかもピッチから離れる時間が誰よりも長く、実際にピッチにも立てていない俺が言うべき言葉ではないかもしれない。

でもチームに長く在籍し、他の誰よりもこのチーム愛し、試合のピッチに立てない今だからこそ言葉にして発信し続ける責任があると思う。こういった場でもそうだけど、お互い顔を合わせ目を見ながら更に。

その責任をそれぞれの持つ立場や想いを厳しく求めあう中で信頼を生みながら共有していく。それが当たり前のチームにしていきたい。

無言に近い形で責任のなすり合いをしていても、いつまでたっても共有できないし信頼は生まれない。

もしかしたらここで言う言葉でありタイミングではなかったかもしれない。整理して発信し続けることも大切だし、色々とバランスを取る中で自分が受け入れながら変化していけば・・・、その姿を感じて欲しい・・・。どうちらかというとその方が自分にとってのスタンスではあるかもしれない。でもそれはあくまで自分が基準の考えだし、その姿だけでは伝えきれないことも全く伝わらないこともある。

今まではモヤモヤして我慢できずどうにもならない時に様々な状況で伝えてきたことはある。

でもその前に伝えるタイミング、改善出来たことも溜まりに溜まってからではなくてもあったはずだし、その時のタイミングで伝えることによって相手の想いもよりリアルなタイミングで理解出来る。その場で改善できる部分は改善しながらでないと同じ事を繰り返してしまうだろうし、何よりリアリティがない。

今だからこそ感じることが出来ている部分もある。決してネガティブではなく、良いこともそうではないことも色々と見えるし感じる。多くなればなるほど自分の中で消化することが自然と増えてきてしまうけど、だからこそその感じたタイミングで自分の正直な気持ちを正直に伝えていきたい。きっと正直な言葉で応えてくれると。

どんな立場の人とであってもね。それは人としてそう信じたいし、そう信じてもらいたい。

そんな関係、集団、仲間としてのFC東京であり続けたいし、ファンサポータのみんなの存在含めFC東京ファミリーとして想いを共有し合いながら共に成長していきたいから。

 

ここまで感じるままにたくさん話をしてきたけど、勘違いしてほしくないのはチーム内に変なわだかまりがある訳では決してなくて、今話をしていることが特に足りないと感じているから。もちろん自分にとってもね。

それが全ての原因ではないかもしれない。それぞれに思っていることも間違いなくある。

自分が基準になりすぎるのではなく、感じていること、ここまで話をしたことを自分なりに伝え継続し積み重ねる中で、皆で厳しく刺激し合い、個々の責任を全うし仲間の責任を共有しあえる姿で日々高め合い、俺ももちろんその姿で復帰戦のピッチに立ちたいと思います!!

 

と、今感じていることとは別に(汗)、俺は日々からだ・特に左膝と常に会話中(笑)。

我慢しながら刻みに刻んだ積み重ねを、自分に言い聞かせながら去年からこれでもかっ!て程してきたけど、う~ん・・・まだみたい。他人事みたいだけど、そのような客観的な見方や判断の中でピッチに立つ自分をイメージし続けています。

自分にとってのリスタートとして、FC東京のデビュー戦の地「駒沢」をと望んでいたけど・・・。

明日も小平で積み重ねてきます。あ、もう今日だ(汗)。

試合のピッチに立てない日々が続いているけど、今の自分にもやるべきことは多くあるので1つ1つをじっくりと、そして刻みに刻みながらでも。自分らしい姿で、納得する姿で、FC東京の選手として在るべき姿で復活したいから。

長々と、そして遅い時間までありがとうございました!

おやすみなさい Zzz・・・

 

 

 

Nao

 

 

 

 

 

あるべき姿

こんばんは!

 

ACL予選突破の興奮で久々に更新!またひとつ大きな積み上げが出来たと思います。

何より今一番必要だった、個々はもちろん、チームとして本質をブラさずに戦うこと。その姿を選手スタッフはもちろん、サポータのみんなが90分通して示してくれたこと。

「生みの苦しみ」

新たなことへのチャレンジは、時として今まで積み重ねてきたことがぼやけてしまい、目指す方向性が曖昧になってしまう。

習慣化してきたことは頭ではなくからだが自然と覚え体現出来るけど、新たなアイディアやチャレンジを意識するあまり、頭で考えてしまうことが多くなる。それ自体は決して悪いことではないし、新たな姿になっていくためには必要不可欠なことだけど、習慣化してきたことプラス本質すらブレてしまうとより苦しい状況になる。

今までそういった経験は個人でもチームでもしてきた。変わり続けるために変わってはいけない部分にまで影響を及ぼした経験。

突き詰めるだけ突き詰めるほど、答えとなるのはいつだって根っこにあるシンプルな部分。それは毎回経験して理解しているのだけれど、その答えをみんなで1つにするタイミングであり覚悟は、今まで積み上げてきたものが多ければ多いほど難しくなる。

こういったことは他から与えられるモノではない。自分たちが自分たちで気づき、声に出して試行錯誤し、継続し勝ち取り続けてこそ本物になる。

今シーズン、特にリーグ戦が始まってからなかなか形に出来なかったモノ。もちろん全てではないけど、今日の厳しい戦いの中で改めて自分たちが目指すべきものがはっきりした。その姿を見せてくれたと思います。

自分はその過程の中、実際にピッチの上で経験してきた訳ではない。でも逆に経験出来ないような立場から客観的に考え、もがきながらも成長していく姿を見ることができているし刺激も受けた。もちろん共に戦ってもきたんだけど。

 

「自分がこの状況を変える」

もちろん今日の明日でそれらが本物になる訳ではない。まだホンモノではない、FC東京の目指すべき姿、あるべき姿になっていくには自分がピッチで表現し続けるべきだと感じています。その責任と覚悟をより高めながら、「その時」を信じて去年の夏から積み重ねてきました。

 

「自分にとっての使命」

そう話をしてしまうと何だか重荷になってしまいそうで、みんなからしたら余計なことを考えずにプレーすることに集中!なんて言われてしまいそうだけど・・・。

自分にしかできないことを求められるからこそ、そこに存在価値を感じることができるし、何よりのモチベーションなんです。

言葉にすることはそれだけの責任も生まれる。チームへの声は自分に向けての声でもある。

怪我でピッチに立てない分、自分なりに出来ることを言葉や声にして発信してきたけど、結局は自分に対してのことでもある。

いざ復帰してその声や言葉に値しないプレーであればそれまでの選手だしそこまでのこと。

ピッチに立つということは、自分の中でそういった覚悟がある。良い表現ではないかもしれないけど、立った時点から自分のストップウォッチの針は進み始める。その時間は決まっている訳ではないし自分次第で増えもするし減りもするけど、間違いなく「その日」に向かう。

もちろんその日その時までにたくさんの想いをみんなと共有したい。勝利、歓喜、笑顔・・・時に悔しさ、怒り、悲しみ・・・

出来れば全てをピッチで感じ続けたい。ピッチに立ち続けられれば全てを心地よく受け入れられる。

そのための準備を今は辛抱強く続けたいと思います。自ら掴み取り、俺自身もみんなも期待してくれている姿でまた走り続けるためにも!

 

部分合流、そしてトレーニングに完全合流をして1か月弱。ボールを蹴る喜び、心地よい疲労で毎日が幸せ!そんな毎日の積み重ねが本当に充実しています。

今日が終われば明日。先のことは全く考えていません。夏からのリハビリもそのスタンスで積み重ねてきたし。

出来ることが増えればそれが喜びになり新たなモチベーションになる。それで十分。その先に繋がると毎日感じられる。勝手に現れてくれる喜びやモチベーションに身を任せ、ちょっとずつ試合のピッチに立つ姿をイメージしていきたいと思います。

あまりイメージし過ぎると、早くプレーしたくなって焦っちゃうからね(汗)。

 

もうふた山くらいかな?ここまで順調に来ていたけど、疲労の蓄積もあって筋肉に張りが出てきたり膝が炎症して水がたまったりしているから。この辺りは想定の範囲内だからご心配なく!

順調!って言ってて、小平来てくれた時に「ピッチにいない!」ってなったら余計な心配かけちゃう!?から。

明日から少しだけピッチを離れるかもしれないけど、より万全な状態でピッチに立て!とからだが教えてくれたのかも。からだは正直だから(笑)。

 

ひそかに楽しみにしていたんだよね。三ッ沢・・・あの場所は俺にとって特別だから。

でもやっぱりホームでだよね!もっとも特別な場所でみんなと特別な時間を感じ合いたい!!

さぁ、また明日からだね。

 

おやすみなさい Zzz・・・

 

 

Nao

 

2016 明治安田生命 J1リーグ いよいよ開幕

こんばんは!

 

ACLプレーオフを勝ち獲り、全北との予選第一戦があってシーズンは既にスタートはしているけど、いよいよ明日2016シーズンのJリーグが開幕するね。

キャンプから公式戦までがいつも以上に短く、今までとはまた違った感覚での開幕戦にはなるけど、それは俺自身が怪我でピッチから離れているからって部分もあるからかもしれない。

ピッチ上ではもちろん体現出来ていないけど、キャンプで一緒に過ごす時間やミーティングでのやりとりの中で、自分たちが求めること求められること、そのあたりのイメージはピタリとリンクしていてシンプルだと感じています。

勝ち獲るために必要なこと。ACLの全北戦でも改めて明らかになったけど、どんな部分で一年間積み重ねていかなければいけないのか。それらを小平でどんなチームよりも日本一の積み上げができるかどうか。その上での個々のクオリティであり想い、チャレンジが更なる競争を生み、レベルアップしチームを強固にするか。

その辺りのバランス、選手へのリスペクトを監督から非常に感じます。だからこそ選手はその信頼に応え続けたいと思うし、監督をはじめスタッフ選手そしてサポーター、FC東京ファミリーで頂戦し、天辺からの景色を皆で見てその価値を共有して成長し続けたい!

 

客観的に自分の立場を見ても、もちろん簡単な状況ではないのは理解しています。やるべきことも多くあると思う。

若い時のように理想を追い求める希望であり可能性を自分で見出すことでバランスを保ったり存在を示すこともしてきたけど、今は良い意味で個人でというよりチームであり組織の中での役割、立場を理解し力に変えることが出来てきていると思う。

もちろん選手はバランスよりも結果を求め続ける時も大事だし、時にそんな枠にとらわれない型破りなアクションが必要な時もある。

なんでこんな話になったかっていうと・・・

理由なんてないんだけど(笑)、今年は特に求めるべきTOPが多くあるし、個人でありチームの方向性が様々な方向に向かってしまうと成り立たなくなってしまうリスクもあるから。

ハイリターンを望むにはハイリスクも覚悟しなければいけないかもしれないけど、俺は、ハイリターンを望む中でも出来るだけローリスクのサポートをしながらハイリターンを望んでいます。

そんな都合のよい話なんて、と思う部分もある。

でも結局は積み重ねの中から生まれるのが成長であり一番確実なリターン。成長の証。それが自分だけではなく、周りに対しても影響を与えられる立場に俺は今いると感じているからかもしれません。それはピッチから離れている状況も含めて言えること。

その新たな景色を個人的に見る中で、更に新たな景色をチームとしてみんなで見ることで湧き出る想いが・・・と思うと楽しみで仕方ないです。

そこでダメならそれまで。そうなったらまた考えよう。またその理想とは違った景色が見れた時には新たなチャレンジが始まるだろうしね。

どんな状況になろうが全てを受け入れる覚悟がある。根本的なこと、当たり前のことかもしれないけど変わらず正面から受け入れる自分でいられていることに感謝しながら。

 

離れてしまえば非日常的な感覚になってしまうけど、そこには間違いなく今の、そしてもう少し先の自分の日常がある。

その日常に身を置いているチームメイトでありライバルたちの姿を客観的に見て、羨ましく感じ、でも自分がいることで成り立つ、この先のワンピース、タイトルへのラストピースに成り立たせようと期待して明日の開幕戦を一緒に戦いたいと思います。

 

永遠のライバルであり親友からゴールを奪うのはもう少し先に取っておこうかな(笑)。明日はそんなアイツの勇姿にも刺激をもらいながら・・・

 

Nao

石川直宏カスタマイズmi adidasシューズ 申込み終了のお知らせ

石川直宏カスタマイズ mi adidasシューズの申し込みは、2016年2月10日をもって受付を終了いたしました。

たくさんの申し込みありがとうございました。

石川直宏カスタマイズmi adidasシューズ発売のご案内

毎年石川直宏カスタマイズのmi adidasをご購入頂いているファンの皆様、大変お待たせ致しました。石川直宏カスタマイズmi adidasについて、今年も発売致します!

先日、オフの合間をぬって2016年版のシューズをカスタマイズしました。 miNao-1 青赤をベースにカスタマイズ中。東京カラーは外せません。

miNao-2 頭の中にイメージができていたようで、スムーズにカスタマイズ終了しました!

2016年度石川直宏カスタマイズmi adidasシューズがこちら。 miNao-3

◆商品価格 ¥14,000(税抜) ¥15,120(税込)

◆商品名 mi Stan Smith NAO edition01

◆サイズ展開 22.0cm~30.0cm(0.5cm間隔)

サッカーショップKAMOオンラインショップにてこちらのシューズを販売致します。 なお、シューズには全て石川のサインを入れて発送致します。

【販売期間】 2016年1月27日(水)18:00~2016年2月10日(水)18:00

【お届けについて】 出荷予定:3月頃より順次発送 ※海外からの出荷になるため納期が前後する場合がございます。予めご了承下さい。 販売元:サッカーショップKAMO 発送会社:ヤマト運輸

【お申込み】 ■利用規約を読む ※PC/SP共通。ガラケーには対応していません サッカーショップKAMOオンラインショップへ進む 利用規約に同意したとみなします ※PC/SP共通。ガラケーには対応していません