リーグ戦を戦い終えて

こんばんは!

 

リーグ終了から時間が経ってしまい申し訳ないです。みんなからもたくさんのメールを頂きました。

 

まだ自分たちにとって大切な試合がある中でだけど、ここまで一緒に戦ってくれたサポーターのみなさん、1年間ありがとうございました。

正直何から話をしていいのか分からないけど、前にも話をしたように自分の感じていることはみんなが感じていることだと思うし、みんなが感じていることは俺も感じていることだと思っています。

 

終戦の結果だけではなく、今年1年の積み重ねの結果が自分たちの「今」を表していると思うし、この「今」を受け入れなければ先に進むことなんてできない。

自分の中でもすべてを受け入れるまでに少し時間がかかりました。でも京都戦、スタンドで降格の現実を覚悟したけど、試合終了のホイッスルを聞いたときにはそういったことよりも早くピッチに向かいたい気持ちの方が強かった。

ピッチ上で立ち上がれない仲間を見れば見るほど辛かったし、サポーターにも長い間そんな姿を見せたくなかった。

立ち止まろうとしている俺らを最後まで引っぱってくれていたのはサポーターのみんなだったし。

顔を上げて挨拶へ行って、この悔しさを一緒に共有して前に進もうと。下を向いちゃいけないと思って前を向いたけど、みんなの顔は見ていられなかった。

そんな姿を俺らが見せていても最後の最後までみんなの声が途切れることはなかった。

プレーで、結果で、顔を上げてその想いに応えることが最後の最後まで出来なかったけど、本当に感謝しています。 

 

スタジアムを出発するバスにもそうだし、京都の駅でもそう。声をかけてくれたみんなにどういった表情をしたら良いのか分からなかった。自分の気持ちを正直に答えられたときもあればそうじゃなかったときもあった。申し訳なかったと思います。

 

気持ちの整理が出来ていないわけじゃなかった。

でも中途半端な気持ちでみんなに話をする訳にもいかない。

自分がチームに対して何をしてきたのか。そしてこの先何が出来るのか。自分が積み重ねてきた中での「降格」が現実となった結果からの不安だったのかもしれない。

 

でも自分の今の状況だからこそチャレンジし続けることによって生まれてくるものもきっとあるはずだし、それらをチームに対しても自分に対しても新たな力にしていきたい。

そして苦しくて悔しいことを一緒に経験してきたメンバーみんなと同じ目標、気持ち、想いで戦いたい。

 

今日のリハビリのあと、契約についての話合いをしてきました。

何日か前に電話でも少し話をしていたんだけど、今日の話合いでチームの方向性や自分に対する評価を改めて聞いて、自分の気持ちをはっきり伝えてからここでみんなに話をしようと思っていました。

自分の気持ちを伝えるまではどこかすっきりしない部分もあったけど、話を終えて新たな覚悟も希望も生まれたし怪我をしっかり治してまた早くサッカーがしたいなって。

 

 

俺はJ2の経験がないけど、昇格争いの厳しさは話で聞いたことがあるしテレビでだけど目にもしています。

戦ってみないと正直分からない部分はあるけど、今年以上に厳しくプレッシャーのかかる1年になると思います。

だからこそ、みんなで乗り越えてみんなで「昇格」を手にしたい!!

 

 

天皇杯、俺らの意地を見せて今度は笑って最高のスタートを切れるように・・・。

胸張って、顔上げてね。

 

 

そしてちょっと早いけど、来年もよろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

なおひろ