都城から

こんにちは!



都城へ来て1週間。今日は1日オフということでのんびりしています♪

昨日の夜はシオ、シンゴ、アベノブ、マツ、ワンちゃん(松下)、モリゲ(森重)と外へ出てご飯を食べてきました!

その時の様子を写真に収めたけど、写真が今アップできないので楽しみにしていて下さい♪

シオのPCを借りて更新しようかと思っていたけど、スーパー銭湯?へ行ってしまっていないので(泣)。

地鶏の炭火焼、チキン南蛮、ホルモンの唐揚げ・・・

ホテルの食事も十分美味しいんだけど、合宿中に外で食べる食事はまた格別!

今まで1日休みなんてことはなかったし、みんな疲れをとったりリフレッシュしたりして過ごしています♪

さっきは去年もお世話になったジーンズショップ「IZUMI」やフラワースタジオ「Bee Branch」で買い物をしてきました。

みんないい人たちばかりでありがたいです! 毎年恒例の「都城市歓迎交流会」もホテルであり、この時期を過ごしているとシーズンもあと少しで始まるんだなっていう気持ちになってきます。



そんな気持ちをピッチでは今抑えながらリハビリをしています。

もうランニングを開始していてボールも蹴っているのでもうひと辛抱ってところかな。

明日からは本格的なフィジカルトレーニングにも入ってくるし毎日いい準備をして過ごしながら少しずつコンディションを上げていこうと思ってます!


代表メンバーも今日の試合が終わったらこっちに合流だし、また雰囲気もいい意味で変化してくるんじゃないかな?

チームもいい雰囲気の中トレーニングやゲームが出来ています。

ここからまたチーム一丸となって開幕に向けて刺激し合っていこう!!





ところでこの間の「アホウドリ」に関するクイズは分かったかな?

メールでももらったんだけど、気になって「BLUE BLUE」のHPでチェックした人もいたみたい。



あの地図に描かれていた軌跡は2009年5月下旬に、成長した15羽が巣立ちそのうちの1羽が7月初旬にカムチャッカ半島を通り、8月下旬にアラスカ湾を経て、10月11日にサンフランシスコ沖合80キロで他の海鳥達の群れの中に発見されたというもの。

人工衛星による追跡で、約半年かけて、26.000キロを飛んだことがわかりました。

実は「アホウドリ」は国の天然記念物で、現在地球上に約2.500羽しかいない絶滅危惧種。その個体数回復のため小笠原諸島聟島(むこじま)で従来の繁殖地である伊豆諸島鳥島から運んだヒナを人の手によって育てる試みを山階鳥類研究所が行っています。

お店で買ったTシャツの資金がその費用に充てられるというものでした。




実は最近地元へ帰ったときにとても驚いて悲しい出来事がありました。

自主トレで海岸を走ろうと思ってランニングをしながら海へ向かうと視線の先には日本では見慣れてしまってる「人工物」が沖にいくつも積み重なって埋められていました。

そう、「テトラポット

しかもまだ埋める予定があるみたいで、大きな船が作業をしていました。

俺にとってこの場所は昔から大好きな場所で、走りにきたりドライブしたりバーベキューや日焼け、本を読みに来る場所でもありました。

確かにその海岸線は砂がどんどん浸食されていって、波の大きなときや台風の時は波が道路まで押し寄せて被害が出ていた場所だったんだけど・・・。

でもこのような姿になってしまったのも、温暖化などで自然がアンバランスになってきてしまっているのが原因だし、その原因をつくってしまっているのは自分も含めた人間。

俺も車にも乗るしゴミだって出す。そんな人間の中の1人ではあるけど、こうなってしまってから気づいても遅いんだよね・・・。



親父の昔の写真の中で、同じ海岸での写真をアルバムで見たことがあったんだけど、同じ場所とは思えないほど海岸が広くて砂がたくさんあった。

親父が昔遊んだ場所で俺も同じように遊び、そしていずれは自分の子供と一緒にこの場所で遊びたいと思っていた。

もちろんまだ遊びにこれるような場所ではあるけど、テトラポットによって潮の流れも変わるしその影響で地形も変化する。


しかも自然ってこんな簡単に解決出来るようなものではない。

波を防げるかと言えばそうでもないと思うし、浸食されてしまった砂は潮の流れも変わって元には戻らないと思う。

この場所の砂は少なくなっているけど、少し先の三浦海岸には流れ着いた砂が溜まっている。

ある人工物のおかげでその自然のサイクルが失われバランスが取れなくなる。

もっといい方法があるんじゃないかなって思うけど、やっぱりこうなってしまってからでは遅い。

人の手によって自然のバランスが崩れ、そのアンバランスを修正しようとする人の手が状況を悪化させる。


長々話をしてしまったけど、こうなってしまう前に自分も含めもっと危機感を持って毎日を過ごすべきなんじゃないかなと思う。

そういう姿を目の当たりにしたこと、よく行く千葉の海でも同様のことが起きていること、今回の「BLUE BLUE」でのアホウドリの話、そして最近読んだ本の中でも自然との共存についてのことを読んでっていうこともあり、心配で寂しくなったので。


特にこの本はこの話とは違った影響も受けた本なんだけど、もしかしたら読んだことあるかな?

すごくいい話。読んだことがない人は是非読んでみて!


奇跡のリンゴ

農薬も肥料も使わずにりんごを実らせるという「絶対不可能」を覆した 「木村 秋則」さんの記録。

多くの言葉が印象に残っているけど、今回の話をしてきた中での「ヒント」がこの言葉に込められていると感じたのでみんなにも読んでもらいたいと思ったので紹介します。




「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると思っている」


「どんなに科学が進んでも、人間は自然から離れて生きていくことはできないんだよ。だって人間そのものが、自然の産物なんだからな。自分は自然の手伝いなんだって、人間が心から思えるかどうか。人間の未来はそこにかかっていると私は思う」




長々とすみません。

今自分の思っていたことをバーっと話してみましたが・・・


「奇跡のりんご」 是非読んでみて!!



それではまた・・・ なおひろ