永遠のヒーロー

こんばんは!

あっという間にリーグ最終戦・・・

7月からの復帰だったので本当にここまでくるのが早かったよ。

去年、今年に関してリーグ戦では不甲斐ない試合が多かったと思っているし、調子の良いとき悪いときの差が激しかった。

1シーズン制になってそのような好不調の波があるとやっぱり上位を目指していくには厳しいよね。

FC東京にとって1番の課題だと感じる。

この最終戦に関しては、優勝争いをしている訳でも降格争いをしている訳ではないけれど俺自身の気持ちとして、どんな状況の中ででも応援し続けてくれているサポータのために感謝の気持ちを胸にプレーしたいと思ってる。

そして、天皇杯制覇に向けて!それに俺の中での永遠のヒーローの1人であるフミさんのためにね!!

 

フミさんの引退は正直残念だし寂しいけど、残り少ない試合を共に力を合わせて闘って、笑って 「おつかれさまでした」 と送り出したい。

今でも練習や試合の中で 「フミさんと同じピッチの上でチームメイトとして一緒にいるんだよな!?」って不思議になることがある。

フミさんは俺がマリノスのジュニアユースでプロを目指して毎日を過ごしている時にトップチームの背番号10のユニフォームを着てピッチを縦横無尽に走り回りプロフェッショナルな姿勢をいつでも見せてくれた。

そのころは当たり前だけどトップチームの選手達とは話す機会など無く、テレビか三ツ沢球技場でその姿を観るくらい。でもいつでも全力を尽くしてプレーしている姿を見ているだけで十分だった。

あれから10年ちょっと経ったけど、まさか俺が夢見て目標にしてきた舞台、そして憧れの選手と一緒にプレーできるなんて本当に思わなかった。

そして一緒にプレーして感じたのが、昔見ていて姿とまったく変わりないということ。

言葉でではなくプレーする姿で人を惹きつけ、プレーする姿でみんなを引っ張る。10年経っても変わらないその姿。あのころと同じだ!

フミさんがいる間に学んできたことも多いが、来年からいなくなってFC東京として失うものもきっとある。

ただやっぱり俺の中ではフミさんの姿が生き続けるし、レッズ戦後の姿を見て新たな目標も生まれた。

サッカー選手にとって自らの決断で引退を決め、惜しまれながらピッチを去っていけるほど幸せなことはないと俺は思う。

俺もそんなサッカー選手になりたいし、俺が中学生の頃からそうだったように今の自分の姿を観て成長し、そんな未来のプロサッカー選手と共にプレーして切磋琢磨する。

「一緒にプレーするのが目標でした!」って・・・

 

長い間本当にありがとうございました!!     なお