決意

こんばんは!

 

随分と遅い時間に更新になってしまいました。

PCの電源を入れたらアップデートの準備が始まり、すぐに終わるだろうと思っていたらかれこれ1時間・・・

いつまで経っても完了までの%が進まないから、今日は止めておこうと思ったけど、朝早かった割には目が冴えてしまっているしモヤモヤしてるから待とうと。

何だか分からないけど、数日前から読み返している「まっすぐに平常心」の残りを読み終え、言葉にすることにしました。

 

最近は寝つきが良くなくて。昨日はからだは疲労しているのに頭がそうではなかったせいか金縛りに2度あったし(怖)。

気づいたら最近のこと、サッカーに関することばかりベッドに横になっても考えてしまいなかなか寝付けない。寝ても夢はサッカーのことばかり・・・ただ、夢でもプレー出来てないし(泣)。

こんなこと今まで経験したことないんだけどね。自分ではネガティブだとは思っていないけど、今までの自分の経験や想いを振り返って比べてみたらもしかするとネガティブなことなのかもしれない。それが理由なのかは分からないけどね。

知ってる人もいると思うけど、J3の鹿児島戦後からトレーニングには参加していなくてリハビリの日々。原因は膝の影響なんだけど、秋田戦後から膝の疲労や回復が思わしくなくて、鹿児島戦後から2週間ドクターストップ・・・。ちょうど2週間経った昨日のタイミングでドクターに浦和戦前診察していただき、様々な気を付けなければいけないことやペースはあるものの少しずつ負荷を上げていってよいという判断をしていただいたので、OFF明けからまた徐々に出来ることを積み重ねていこうと思っています。

細かく言えば今回の原因は今まで経験してきた外傷が積もり積もって表れた感じかな。不思議なことに全てが繋がる。それらを補おうと頑張ってた組織が耐えられず傷めてしまったとのこと。

だからどこまでよくなるのかはこれからピッチレベルで動いてみないと判断できないんだけど、ここまでは自分なりの感覚と今の膝の状態とが一致しているので、その感覚と状態のバランスがあまりかけ離れない中で積み上げていく覚悟でいます。

 

とはいえ、トレーニングに復帰しJ3のピッチに立ち、ここからだと期待もしていただき、コンディションを少しづつでも上げていきながら、ルヴァン、終盤のJ1、そして天皇杯をとチームの力になりたいとイメージしていたことがなかなか形に出来ずもどかしい気持ちでいます。

チーム、そして自分の置かれている立場を考えると、ようやくピッチに立てるスタートラインにいたところから、また手術直後のリハビリメニューを積み重ねる今の自分に焦りやもどかしさがない訳ではない。でもそうやって積み重ねていかないことにはその先の姿がないことも理解しているので、今を受け入れながらとにかく諦めずに日々を積み重ねています。

復帰してピッチに立つ前は現実的なことがほとんどだけど、自分の目指す先であり理想も同時に求めていました。ある意味それが自分にとってのモチベーションであり、その時々を乗り越える力になり続けた。目の前のメニューであり日々をとにかく全力で取り組むことでその先が見えること。と同時にピッチで表現出来ない自分がチームの為に出来る事といえば、ここでの話やチーム内でも言葉に発しながらその言葉に自分なりの責任と覚悟を持たせてきた。今の自分だから見える客観的な部分が刺激になることもあるだろうと感じながら。

そういった想いの中、ホーム味スタでたくさんのサポーターの中スタートラインに立ち、復帰してからは言葉ではなくプレーで表現していこうと決意していました。

それがアウエー鹿児島戦のもどかしい試合展開の中、後半から期待され自分自身にも期待してピッチに立ってプレーをする中で感じた今回の違和感や痛みは自分のプレーどころかチームを鼓舞することも出来ず、今までにない自分への怒りと不安を感じました。

その後の1週間は経験したことのない期間。余計なのか現実的なのか・・・ピッチに立つ前までは考えもしなかったことを気づくと日々考えていたり。偏頭痛やらギックリ腰やら(汗)。俺こんなんで復帰目指せるかなって。手術直後の膝見てる方がそう思いそうだけど(笑)。

でも、ピッチに立ってプレーしたからこそ感じることが出来たんだろうなって少しずつ思えてきた自分もいて、それこそが今までからの前進だと。

今は気持ちよりも膝の状態が正直不安かな。そんなこと言う選手なんてあんまりいないと思うけど。もちろんここまでやってきたし最後の最後まで諦めず付き合い抜こうと。って自分の膝なんだし当たり前か(汗)。

どんなことがあったってどうにかしてきたサッカー人生だから、どうにかしなきゃ気が済まないんだけど、それとは別に考えなくてはいけないことが自分の中にあることも確か。思わせぶりに聞こえてしまうかもしれないし、そんなことを思っているんだったら必要ないと思われるかもしれない。でもそれでもいい。

そこまで思いながら、ここから自分に何が出来るのかを知りたい。

去年ドイツから帰ってきた時に決意した中で生まれた、ピッチに立つ、でも漠然とした自分は、今は良くも悪くもより現実的ではっきりとした自分の姿になったと思う。

その自分が残りのシーズンの中でどれだけど力になれるか。それは言葉ではなくプロサッカー選手としての結果として。そんな想いもあってなかなか言葉に出来なかった。

でも昨日のルヴァン、浦和戦をスタジアムで観ていて何か吹っ切れた。

何度も悔しい想いをしてきた、させてしまってきた皆を、浦和に対しても他のチームに対してもこれから何が出来てどう積み重ねていきながら喜びに変えられるか。

答えは結果が出せた時にしか分からないと思う。それでもそこまで見失わずにどれだけ勝つための積み重ねが出来るか。

浦和は強い。それだけの結果も内容も積み重ねがある。

だからといってネガティブになり続ける?自分たちで変えられるなら変えられると信じて積み重ね、細部にこだわり全力で挑むだけ。

試合に出ていたメンバーも、ベンチにいたメンバーも、スタンドで観ていた俺らメンバー外も、監督コーチスタッフも、もちろんスタジアムにいたサポーターも含めFC東京サポータ、ファンひとりひとり感じていることはそれぞれあるだろうけど、誰もが悔しいし情けないと感じているはず。

結果に繋げることは簡単じゃない。まして今の浦和はどう考えても全てで上にいる。

4度負けているから5度目も負ける。誰が決めた?敗因は相手の強さもあるけど、やっぱり自分たちにある。

浦和と戦える可能性があるのは今年あと1度。

その可能性を自分たちでまずは掴み取り、今持っている全てを出し切って結果に繋げたい。出し尽くさないと勝利はない。

 

 

『プロフェッショナルの世界、起こる事全て良き事。

色々あるからプロフェッショナル。

起きた事全てに意味を紡いでいく』

 

 

自分の本に書かれている言葉だけど、今のFC東京を創り上げてくれた恩師の言葉。その方だけではない。これまで多くの先輩方がこのチームを共に創り上げ、今に繋がり続けていると思う。

この先のFC東京を創るのは今現在のFC東京であり、立場に関係なくFC東京を愛する全ての人々。

今がなければ先はない。

 

俺はチームの誇りやプライドを皆と共に、そして自分自身にも全てに意味を紡ぎ最後の最後まで戦い続けたいと思います。この言葉にまた出合えたタイミング、意味が必ずあると信じて・・・

 

興奮しちゃってまた寝られそうもないな(汗)

おやすみなさい・・・

 

 

Nao