様々な景色
こんばんは!
中2日のゲーム、久しぶりだな~。
そんな中でもコンディションはさらに良くなっていると思います! 特に勝利した後はなお更ね♪
さっそくだけど、聖地「国立」での横浜FC戦を振り返りましょう・・・。
今シーズンの中でも、特にコンディション良く試合に臨めたと思います。
1週間の準備の中で、どこかしら別メニューだったりコントロールしなければいけない状態があったりしていたけど、やっと自分の納得する中で準備できたのは良かった。
それが当たり前なんだろうけど、今シーズンはなかなかそうはいかなかったから。
自信を持ってピッチに立つことが出来ました。
ベンチから見ていて、前半は特に思ったよりも相手が前から来なかったし、しっかりとブロックを組むサッカーにリズムがなかなか出来ないでいたと感じました。
そういった展開の中で、セットプレーから早い時間帯に先制点を奪うことが出来たのは大きかったと思います。
相手も引いているだけじゃなく、点を獲るためには前に出て行かないといけなくなるからね。
そうなるとスペースも次第に生まれてくるし、うまくサイドを使った展開から自分たちでもスペースをうまく作ったり使いながらリズムをつくれていたと思います。
もし自分が最初から出ていたら、どんなチャレンジをすべきなんだろう?なんてことはいつも考えているけど、なかなか難しい部分だね。
経験してみないと分からない部分ではあるけど、最近は特に自分がそういう展開の時に出来ることやフィニッシュまでの形をイメージしながらベンチに座っていることが多いです。
後半は、前半からのポゼッションや先制点が奪えたことでのリズムで前半に比べてスペースも生まれるようになってきた。
相手の動きを待ってという「受け身」では決してなくて、前半からのポゼションがボディーブローのように効いていたと思うし、攻守の切り替えの早さや、ボールを出したあとの動き出しの速さで自分たち主動となった中で優位な展開をつくれていたと思います。
だから自分にとって交代のタイミングはまさに「自分らしさ」が活かせるタイミングだと思ってピッチに立ちました。
裏への飛び出しからのアシストという一連の流れも、前半からのうちの戦い方があってこそだと思うし、チーム全体として同じイメージを描けた結果だと思います。
陽平のパスも絶妙だったし、羽生先輩のゴールも言うことなしっ!
チームの中で、「活かし活かされ合う関係」が生まれたときは必ずチャンスになる。そのタイミングを自分たちで生み出せたときっていうのは最高の瞬間なんだよね。
あのときがまさにその「瞬間」だったんじゃないかな?
いい守備からの切り替え、飛び出し、ゴール前でのサポート・・・。みんながいい距離感だったと思います。
3点目も素晴らしかったね!
3人目の動き出し。イメージの共有。落ち着いたシュート・・・。
2点差っていうのは危険なスコアだったから、2点目のあとにすぐ3点目を狙いに行けた中でゴールを奪えたのは大きかった!
個人的にもまだまだ反省すべきプレーや判断があったけど、自分の良い感覚の中でランニングできたりボールを触ることができたのでまた1つ積み重ねることが出来たと思います。
カズさんと同じピッチに僅差で立つことが出来なかったのは残念でしたが、ベンチから見ていても大きな刺激を受けました。 そして試合終わったあとにふと我に返るとなんだかやっぱり不思議な気も・・・。
横浜FCとはもう1試合あるし、小さい頃から通っていた「三ツ沢」での試合。
それまでさらにチームの状態も自分自身の感覚も良くしてピッチに立ちたいと思います。
アメブロでも話をしたけど西日に照らされた芝、スタンドの青赤の彩りを自分が相手に仕掛けていくときに強く感じました。
集中しているけど、ある意味そういったことが感じられる時っていうのは「入りすぎてなくて」良いバランスの時でもあるんだよね。
自分の居場所というか、自分らしさが出せるっ!というか・・・。
あの瞬間を感じるのがたまらない。
ゴールする、アシストする。その感覚とはまた違った感覚っていうのかな。
前にも話をしたことがあるかもしれないけど、自分がプロとしてピッチに初めて立ったのは「国立」でした。
スタンドから何度も夢みて当時の選手に自分の夢を想い重ね合わせてイメージしていたんだけど、スタンドから見える景色の中だけだったんだよね。
ピッチに立ったことがなかったから当たり前だけど、ピッチから見える風景を知らなかった。
寝ているときの夢もまたスタンドから見えるいつもの風景。
だから初めて国立のピッチに立ったデビュー戦。
「こういう風景だったんだな」
と緊張の前に感動したのを今でもはっきり覚えています。
この風景が見たくて、自分がスタンドから見ていた選手たちが見ている風景をみるのが夢であり目標でした。
スタジアムによって見える景色も感じ方も違うけど、この「国立」から見える景色はちょっと特別。
いつまでも見ていたいし、この間の試合は試合終了のホイッスルが鳴ったときは少し残念にさえ思いました。
「あの辺りで開幕戦観てたなー」 なんてことをピッチの上から思っていたりね。
国立はいつも温かく迎え入れてくれる雰囲気があります。
スタンドからの想いだけではなく、ピッチの上でも様々な想いにさせてくれました。
いつまでのこうやってピッチに帰ってきたいし、新たな勝利や得点、歴史を自分自身まだまだつくっていきたい。
あと何度このピッチでそういう想いになれるのかと考えると寂しい気持ちにもなるけど、これから何度でも想えるように、そして一緒に勝利を分かち合えるように頑張っていきたいと思います!
そしてサポーターみんなが迎えてくれた「笑顔」、最高でした♪
明日も、様々な場所から見える景色を「自分の生きる場所」として感じられるような心とからだのバランスで臨みたいと思います。
そしてやっぱり 「笑顔」 で会いましょう!
なおひろ